暑い暑い夏が終わり、秋の気配が近づく今日この頃…いや、まだまだ暑いですね(-_-;)
季節の変わり目は、ただでさえ体調不良になりやすい。しかも今は、感染症のこともあって、気も張ってる。仕事も今までと勝手が違って、ストレスを感じている方も多いでしょう。
先日、不定期にお邪魔している法人様にて起きた出来ごとです。
とあるスタッフが急性胃腸炎と脱水症状で朝礼中に倒れました。その翌日は自宅で療養しつつ、点滴しにかかりつけの病院にも行き…。その翌日からは出張を控えていたのですが、誰も代わってあげることもなく、いやそもそも出張を無くすことすらないまま、本人の『根性』で乗り切らせようとしている場面に遭遇したのです。
昭和の根性論よろしく、これが当たり前に行われている会社がいまだにあるということですよね。
こんな時期に免疫力・体力低下が明らかなこのスタッフの方を、配慮する勇気がない。きっと他の皆様も冷静さを失っているんでしょう。
自分の家族が同じ目にあったら、知らないふり出来るでしょうか。
接遇・おもてなしは、何も外部だけに向けられるものではありません。同じ職場で働く方が、苦しんでいる時、困っている時。声をかけるだけで心が軽くなり、職場の中が明るくなるきっかけになります。
あなたの職場はいかがでしょうか。
ただ、これは誤解していただきたくないのですが、あくまでそういう状況を受け入れるかどうかは、ご本人次第であるということ。いやなら自分の意思を伝える。そうしければ、他人が気が付かなくても、仕方のないことなのです。
伝え方は色々。
まずは、直属の上司や先輩に相談してみましょう。もしそれが難しければ友人でもいいでしょう。言葉に出して、人に伝えることで自分自身のことを客観的にも見ることが出来ます。
それでも、気持ちを吐き出す相手が見当たらない時は、ご縁結びふくおかにいらしてください。
気持ちを整理し、ご自身がどうしたいのかが決まったら、あとはその道を進むだけ!公的処置が可能なものなら、相談機関に行くのもありでしょう。
まずは、自分の心にちゃんと向き合い、どうしたいのか自分の気持ちを探ること。無理して本音を押し殺すのが、一番いけません。だって、理不尽な相手はそれが悪いことだと思わないから、やっているのですから。
ちなみに、このケースは私が仲介し、今回は休養を優先した上で、回復後に他の手段で仕事の埋め合わせをすることで、お話がまとまりました。
良かった、良かった。
ね?真剣に向き合えば、必ず他にも方法は見つかりますよ。
一人で悩んで行き詰まりませんように。。。