コロナ禍って、つまりは“わざわい”真っ只中の私たちですが…。行動が色々と制限される日が続く中で、いやなこともありますね。でも、私は個人的に良かったなって思うことも結構ありまして。
制限されるからこそ、本当に必要なことを真剣に考えるようになったから。
例えば、人間関係。
集まること自体に自粛を求められているからこそ、会いたい人から会うという優先順位を前よりつけやすくなった。本当は会いたくないけど、会えない理由を色々と考えなくても、“自然と”会えなくなったりして…。
逆に“何としても会いたい”人には、どうやってでも人は会おうとする。家族でも、恋人でも、友人でも。
コロナ禍とか何とか、人は“追いこまれて”やっと、本気で大切なことを考える。世の中には、あなたをその気にさせてくれる言葉がちりばめられた『本』『映画』『漫画』等々、たくさんあるにも関わらず。
いや、それらのステキな言葉と出会った瞬間は、やる気マックス!なんだけど…。まぁ、その…なかなか続かないというか(-_-;)
いや、頭ではわかっていても、言動に移すのは勇気がいる。ほんとに。
これが対人関係の話ともなると…。
本当に、私(オレ)のこと、大切に思ってくれてるの!?
とか、突っ込まれてもねぇ…。答えるには“言葉”で想いを“正確に”伝えないといけないし。コミュニケーションスキルに自信がない人にとっては、ツライ。でも嫌われても困るし、居場所ないと困るし、誤解されても困るし…etc.
だから、今のように“制限された”暮らしでこそ、それを逆手にとって優先順位をうまくつけるきっかけにする。いちいち、他人に対してそれを説明しなくてもある程度は自分の中で整理するチャンス!なのだから。
対人関係のお相手に『向き合う』んじゃないですよ?
“あなた自身”と向き合うんです。本気で。
“その人と一緒にいることで、あなたはどう感じるのか”
“その人と会えなくなることで、あなたはどう感じるのか”
そして
『この人とはこれからもずっと繋がっていたい』
そういう人が今のあなたの人間関係にちゃんと残るかどうか、確認してみてください。そしてそういう人がいるなら、リモートにせよ直接会うにせよ、あなたの言葉(コミュニケーション)を磨いて、きちんと気持ちを伝えられる仲になってくださいね。
精査された人間関係だからこそ、上っ面なコミュニケーションだと、すぐ本音がバレますから。
“禍(わざわい)”転じて福となす
とするために…。